【いつでも動ける体制】
私達、不動産会社の者は、日々「良い物件」を紹介できるように活動しています。
そして、物件の情報をいち早くお客様にお届けできるように努力しています。
そう、それは昨日お話したように「物件成約のスピードが早い」からです。
しかし、あくまでも物件の購入判断はお客様。
物件探しは、私達とお客様が二人三脚で進めることによって成り立つものです。
たとえ私達の物件紹介のスピードが早くても、お客様の購入判断に時間がかかってしまうと、ほかの購入希望者との競争に負けてしまいます。
そこで、物件成約まで2日!とまではいかなくても、「いつでも動ける体制」を作っておくことが大切です。
物件探し〜物件購入までには、以下のステップが一般的です。
物件探し〜物件購入までのステップ
①物件を紹介してもらう
②机上で物件の購入判断をする
③物件の現地に問題がないか確認する
④ローンを含めて問題ないか担当者と確認する
⑤購入の最終判断をする
⑥購入申し込みをする
⑦売買契約をする
このステップで一番時間がかかるのは、「③物件の現地に問題がないか確認する」です。
そして、「いつでも動ける体制」というのは、主にこの「③物件の現地に問題がないか確認する」ことを指しています。
具体的には、物件の現地を確認するために、次のような「いつでも動ける体制」をとっておいていただきたいのです。
・夕方にお仕事が終わるのであれば、お仕事帰り
・お仕事が午後からなのであれば、午前中
など、遅くとも「①物件を紹介してもらう」の日の、次の仕事の休みの日には、物件の現地確認を行いましょう。
遅くとも1週間以内の現地確認が必要です。
なぜなら、不動産を探している方は、平日に仕事をしている方が多く、土日が休みという生活サイクルの方が多いからです。
となると、土日の現地確認が平均的ということです。
この競合者たちに勝つには、この平均的なスピードを上回らなければいけません。
ご家族やご友人との予定などもあるかもしれませんが、物件探し中は、できるだけ「がまん、がまん」です…。
明日は、「良い物件」の購入に切っても切り離せない「非公開物件」について、お話しようと思います。