不動産対面取引

いよいよ、売買契約の重要事項説明の電子化が普及するのでしょうか?

21日の読売の一面に、「不動産対面取引見直し」重要事項TV電話で説明とありました。
いわゆる重要事項の説明を売買もオンライン化するというものです。

賃貸はずいぶんと浸透したみたいですが、売買の場合は取引価格が高額になるので、
我々も十分に時間をかけて買主様に物件概要や取引内容を細かく説明いたします。
その際には、話を理解しているのかを顔の表情やその場の空気を読みながら進めていきます。

オンライオン化してくれると、確かに移動や契約時間の短縮になり、我々も助かるのは事実なのですが、
きちんと理解してくれたのか不安でもありますね。

大手の重要事項説明書や契約書が、どうしてあんなにその他事項や特約事項が多いかというと、
その多くが、事後のトラブルを避ける為なのです。

不動産の取引は、電子レシートや道路使用許可などがオンラインでできるようになることとは、趣が違うと思うのです。

それと、今回の取り組み、私たち世代は何とかなるかも知れませんが、高齢な業者さん達はどうしたら良いのでしょうか?
テレビ電話?オンライン?ZOOM?・・・は?という感じかも知れませんね。
そういった業者さん意外に多いと思います。

新型コロナウイルスの感染拡大で、今迄のオンライン化の流れはあらゆる業界で加速しますね。
注視したいと思います。

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