船橋市の空き家相談の場合

船橋市役所に相談に見えた「空き家相談」は、私共宅建協会の船橋支部にお話しが来ますので、
空き家対策委員会の担当者は、その都度所有者様とお話しさせて頂きます。
昨年くらいまでは、実需としては扱えないような「再建築不可」「超狭小地」などが多く
正直、「今まであちこち不動産屋に相談したのだけど、売却に至らなかったのだろうな」
といった戸建てが多くありました。

場合によっては、差し戻させて頂いたりボロ戸建て投資家さん、業者さんに破格値で卸したりが多かったようですが、
今年度になったあたりから、築古戸建てとして販売するより家屋を解体して土地として販売した方が
高値で売却できるケースが増えたような気がします。

殆どが相続された不動産ですので、家屋の管理や残置物の処分、解体工事の依頼先が分からず
放置されている所有者が多いようです。

その辺は、我々業者は年中のことですので
格安の残置物廃棄業者や、解体屋さんと付き合いがあることが多いです。

場合によっては、入札まではいかなくても5社~10社に声掛けをして
一番高値で買い取ってくれる業者さんを紹介したりしています。

でも、そういった空き家は戸建て投資家さんには割高になります。
土地値が高いということは、立地が良いという事。
事故物件であれば別ですが、立地の良いところで数百万で購入できる空き家はありませんよ。

そろそろ、「ボロ戸建て」から積算が出る戸建ての購入にシフトしましょう。
出口に「実需」があるだけで含み益が出ると思います。