住宅ローン支払い遅延のリスク
家計の悪化で住宅ローンの支払いが困難に
住宅ローンは家計の固定費に占める割合が高いため、収入減少で返済が苦しくなるケースが多く、結果として様々な問題を引き起こす可能性をはらんでいます。
支払遅延で一番厄介なのは、「優遇金利が外される」可能性があるという事です。
皆さん、だいたいの住宅ローンは優遇金利で借りている場合が多く、優遇が外されると、例えば現在1%以下の金利であっても3%程度になり、月の支払いが数万円増えてしまうケースもあります。
また、個人信用情報機関に金融事故情報が記録されると、新たなローンの査定にも悪影響です。
さらに、遅延が長期になると代位弁済が行われ、団体信用生命保険の契約も解約されてしまう事があります。
こんなことになる前に、是非延滞前にご相談ください。
金融機関によっては、柔軟にリスケジュールに対応してくれる銀行もありますし、場合によっては任意売却といった方法も可能です。
くれぐれも避けたいのは、「放置」です。
最悪、競売手続きにまで・・・という事になりかねません。
結論・・・
余裕を持った返済計画を立てて不動産を購入しましょう。
コロナ禍で思いもよらず家計が悪化してしまった方、
悩んでいる時間も貴重です。早期対応いたしましょう。