不動産売却の流れ
不動産売却についての知識の10回目。
今回は売却の流れについてご説明いたします。
最初は売却のご相談。お知らせいただければ、机上での査定価格をご提示させていただきます。
さらにご希望いただきましたら、実際に物件を拝見し、地域の不動産相場も考慮して「このぐらいの金額で販売を始めてみるのがよいと思います」
という価格をご提示いたします。
そちらの内容で当社にお任せいただけるようでしたら、媒介契約を結ばせていただきます。(売主様に費用は発生しません)
そして、当社の売却活動がスタートします。(売却活動でも、売主様に費用は発生しません)
当社ではだいたい3日くらいでスタートできます。
(3日の間は、販売図面や間取り図作成、写真の撮影、ネットに情報を載せる手配といったことをします)
そして、客付けをしてもらうために他の不動産会社に、物件の情報を提供して行きます。
だいたい1週間くらいで、情報を行き渡らせたい地域内の不動産会社に行き渡ります。
こうして買主を探す訳ですが、目安として1ヵ月半くらいで見つかるのを目標に活動して行きます。
これは、これまでの当社の実績から出している日数です。
売りに出す価格ですが、多くの場合、最初にお伝えした査定価格よりも高い金額でまず出してみます。
これを「チャレンジ価格」と言っているのですが、無理のない範囲で1ヶ月くらいの間、少し高めに出します。
また、売りに出すにあたって、物件に少し手を加えてみると高く売れる可能性がありそうな場合、そのアドバイスもさせていただきます。
そのためのリフォーム費用はかかるのですが、それ以上に高く売れそうな場合に、ご提案させていただきます。
そして買主が見つかると、売買契約の手続きをさせていただきます。
何か条件がある時は条件を詰めて、売主様もこれでオーケーと言うことになりましたら契約になります。
この手続きが1週間くらいです。
ですので順調に行けば2ヶ月弱くらいで、売却が終了します。
これが一般的な期間になります。
売買契約をした後、物件を引き渡す時期について。
基本的には契約をしてから、さらに1ヵ月半後に買主から売却代金をお支払い頂いて、売主様から鍵を渡して、引渡し完了になります。
現在物件にお住まいという場合は、引渡し時期は適宜調整いたします。
また、この時に私どもの仲介手数料を請求させていただきます。
契約から売却代金が支払われる(決済)まで、なぜ1ヶ月半かかるかと言うと、ほとんどの買主はローンを組んで買うので、そのローンの審査や手続きで
それぐらいの期間が必要になるためです。
ということで、媒介契約を締結させていただいてから、売主様に売却代金が入るまでは、3ヶ月程度が目安となります。
流れとしては、おおむねこのようになります。(ご質問がございましたら、なんなりとお知らせください)
ですが、いざ売却活動を始めてみると、予想外に早く売れてしまうというケースが、多々ございます。
次回のメールではなぜそうなるのかについて、ご説明いたします。
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