【ボロ戸建て】と【古家付き土地】

業界の細かい動向を少し。。。

活況のボロ戸建て市場ですが、市場での品薄状態が続いている関係で、
ボロ戸建ても少々値上がり感がありますね。

それと言うのも、ここ船橋市においても他の地域同様に
数百万円の戸建ては、狭小土地が多い。建ぺい&容積も、
ごっとう(50%100%)と呼ばれる「第一種低層住居専用地域」が多いのです。
(↑ごっとうって、若い営業マンは知らないし、言わないですねw)

本来一種低層は、良好な住環境を保護するために、絶対高さの制限や、後退距離制限などが定められていたりして、
主に1~2階建ての低層住宅がゆったりと立ち並ぶような住宅街が形成されるエリアなのですが、

昔々の住宅街は、静かに暮らせるが繁華街ではない。しかも道も狭い。
よって、買物や通勤には少し不便・・・みたいな。
そんなエリアに「ボロ戸建て」は多いのです。

画像の様な道路付が良くて、面積の広いボロ戸建ては、
ビルダーと呼ばれる「建売業者」さんが好んで高値で買ってくれます。
よって、ボロ戸建て市場には回ってきません(苦笑)

少し話がそれましたが、最近売主から売却を依頼された不動産会社が
こういった小さめのボロ戸建てを、「古家付き土地」として販売するケースが目立っています。
それも、2020年4月の「民法大改正」後から極端に。

それは、瑕疵担保責任→契約不適合責任になって、「売主さんが追う責任が大きくなったから」に他なりません。
よって、対価がゼロの様な建物は、最初から無かったことにして、
土地を買ったら付いてきた・・・みたいな扱いにしたわけです。

土地情報を見ていると、「この建物、全然使えるね」と言うものが沢山あります。
これから戸建てをどんどん買い増していく戦略の投資家さんは、是非「土地情報」に目を凝らしてくださいね。
きっと掘り出し物が沢山あります。

イエステーション船橋店のホームページの物件情報では、
収益・投資用(戸建て)
https://www.alfort.co.jp/b2t0?M22=ON&F902=ON
収益・投資用(土地)
https://www.alfort.co.jp/b1t0?F902=ON
と分けて表示しています。

是非、定期的にご覧になってみてください。
今、居住用の土地や戸建ての動きが物凄く忙しいので、
入力代行をアウトソーシングしています。
よって、少しタイムラグがあるのはご理解くださいね♪